ケーブルテレビ
日本初のケーブルテレビは、1955年(昭和30年)に群馬県伊香保町でNHKが難視聴対策として設置したものとされているが、実際にはそれ以前から温泉地などの難視地域ではケーブルテレビの原形ともいうべき共同アンテナの設置が始まっていた。その後、都市部における高層ビルや集合住宅或いは山間部などで難視聴解消用の共同受信設備として発展した。なお、東京都で初めて誕生したケーブルテレビは新宿区歌舞伎町の商店組合が難視聴対策で作った日本ケーブルビジョンである。このように、NHKもNTTも官主導であることを考えると、ケーブルテレビは通信・放送事業の中で、民間主導ででき、後を追って官が法整備した稀に見るインフラ産業でもある。アナログテレビ放送やFMラジオ放送の有線による同時再送信の場合、最高伝送可能周波数が222MHzであった。1980年代には、他地域のテレビ放送である区域外再送信やCS/BSなどの専門チャンネルの同時送信による多チャンネル化や自主制作放送を行うために、最高伝送可能周波数を350MHz・450MHzに拡大したものも登場した。

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